
はいどーもー
きろくがかりです。
今までの業種と違う業種に転職したりすると、初めの頃ってやっぱり戸惑いますよね。
自分は期間工として働く前に飲食関係の仕事をしていて、まぁ色々あって期間工やる事にしたんですが、自動車工場どころか製造業って業界が初めてでしたので結構ショックな所ありましたね。
なかでも一番驚いたのはタイムカードがない事です。
日本には沢山の自動車工場があって全部が全部無いのかと言われれば分かりませんが、少なくとも自分が働いた工場にはありませんでした。
しかしタイムカードが無いとちょっと不安な所もあるんですよね。今月どれくらい残業してるんだろう…とか良く分かりませんし…
と、いう訳で今回のテーマは『 勤怠 』について。
期間工の出退勤、残業はどのように記録されているのか、またそれら情報の確認方法に関して自分が期間工として働いた
・スバル本工場(2012年~2015年)
・マツダ本社工場(2015年)
・スバル大泉工場(2015年~2017年)
・三菱自動車岡崎製作所(2017年~2018年)
・トヨタ堤工場(2018年~)
※()内は自分が勤務していた時期。
以上のメーカー別に触れて行きたいと思います。
情報がちょっと古くて現在と違ってる場合もあるかもしれませんが、
そういった頃あったのね~
的な感じで流して読んで頂ければと笑
それではいってみましょう
入出門の管理
まずは入出門の管理についてです。三菱自動車やトヨタ、マツダでは入社時にIDカードを作成します。
出勤時に工場敷地内へ入る際、ゲートについてる読み取り機とでもいうのかな。それにカードをかざして入門します。
カードをかざして入門した時点で何時にどのゲートから入門したのかが記録されます。
トヨタの入出門にまつわる小ネタ
トヨタ三好工場で働いた事のある人から聞いた話だと、普段利用する事の無いゲートから入場したりすると理由を聞かれるようです。ただ、自分は以前、本来退勤に利用する正門ゲートではなく別のゲートを使って退勤した事があるんですけど、その時は別に何も言われませんでした。
この辺の対応は工場や上司によってまちまちなのかもしれません。
また入門は始業の1時間前となっていて、これはやった事は無いんですが、極端に早く出社するとこれもまた理由を聞かれるんじゃないかな。
スバルの入出門にまつわる小ネタ
スバルでの入出門は門にいる守衛に許可証を見せる形での行います。出退勤を記録するIDカードは正社員のみが持っていて、読み取り機的なものは敷地内に点在する各工場の事務所入り口に設置されてます。
そういや最近話題になったスバルの残業未払の件についてなんですけど
一旦カードを読み取り機に通して退勤を記録した後、職場に戻って仕事を継続していた。
等と報道されていたんですよね。
これについていち期間工があれこれいうのもどうかと思うんですが、こういった事が起こる背景には、コンプラ意識の欠如に加えて、カード読み取り機のが職場の近くにあって、退勤時間を調整しやすい、誤魔化しやすい環境だった事も一つの要因としてあるのかもしれません。
残業時間の管理と確認
出勤時、退勤時の入出門については以上で、ここからは残業時間の管理と、その確認について書いていきたいと思います。スバル
働いてる職場によりけりですが、スバルでは例えば早番:1.5H
遅番:1.0H
こういった日々の残業時間が月初には全て決まっていて、あとは粛々とそのスケジュールをこなすだけです。
人によってはライン作業後に機械のメンテ等で残る場合もあるでしょうから、その辺の処理がどうなっているのか確認したいという事であれば、勤怠は班長がPCで管理しているので、見たいといえば見せてくれると思います。
残業時間の他、有給のある人は残りの日数なども確認できます。
三菱自動車
三菱自動車は、その職場に在籍する全ての人の名前と日付、そしてその日の残業時間が書かれた表が詰め所に貼ってありました。んで月末にその表の自分の欄に書かれている時間を確認してサインをするって感じでしたね。
基本的に何も言わなくても好きな時に自分の勤怠の確認をする事が出来ました。これは良かったと思います。
トヨタ
トヨタでの勤怠の確認についてですが日々の残業時間
休日出勤分の時間
トータル残業時間
等が記載された書類を月末に確認できます。問題なければそこにサインするって感じですね。
残業時間の確認は月の途中でも組長に話せばできると思うんですが、トヨタ堤工場の自分が働いてる部署は、休憩所と事務スペースが別れているんです。
なので、確認の為にわざわざ事務所に行ってもらうのも悪いし自分が行くのも面倒だしで、なかなか確認しづらいんですよね。
おまけにトヨタは一応定時前にその日の残業が放送されるんですけど、何かあってラインが止まったりすると普通に残業が伸びます。
かつ自分の働いてる工程はライン作業後にちょっとした機械のメンテがあったりして、その分が残業に入っているのかどうか良くわからないんですよ。
同じ工場で働く同期の期間工に話を聞いた所
仕事が終わったらホワイトボードにその時間を書いて帰ってます。
なんて言ってましたが、組によって違うんですかね?自分の所はそれをやってないんです。
まあトヨタなんでちゃんとしてるんだろう、とは思いますが、変に残業が伸びた所だけは一応メモして残してはいます。
マツダ
残業時間の確認について最後はマツダですが…ちょっと忘れてしまいました汗
なんか最近忘れっぽくてですね~
勤怠管理はPCで職長が管理してるはずなので、月の途中でも職長に聞けば見せてくれるとは思いますよ。
おわりに
以上が期間工の勤怠についてですが、この記事はクボタ期間工のまとめ記事のコメント欄でのやり取りがきっかけで書こうと思ったんですよね。クボタってタイムカード無いんで実際の残業時間と支払われる額が違い過ぎる。
自分が働いた事のあるスバルやマツダ、三菱もタイムカードないですよ。勤怠は偉い人が付けています。
残業時間が気になるようなら、多分クボタでも班長とか配属先の長が勤怠管理してると思うので、それを見せてもらった方が良いんじゃないでしょうか。
そういう事聞くと、まだ覚えてない工程に1人で入れられて間に合ってないとか嫌がらせみたいな事してくるので黙ってます・・・(-。-)y-゜゜゜
http://kikanko.under.jp/2018/02/16/recruitment-kubota-tsukuba-factory/
残業がちゃんとついてるのかどうかってやっぱり気になるし、
上司に確認したら
って言葉では簡単に言えますけど、実際に働いてる側からしたらなかなか難しいんですよ。
だから個人的にはタイムカードがないなら無いでいいけど、自分の勤怠は自分で確認したい時にいつでも簡単にできるようなシステムがあればいいなと思ってます。
てかむしろ無い方がおかしくない?
自分が働いた時間をわざわざ上司に確認しなきゃいけない…そっちの方がおかしいでしょ。
三菱自動車のように一覧にして壁に貼っておくでもいいし、個人情報が云々~言うなら従業員別の個人記録ページ的なものを用意して、スマホから勤怠情報にアクセスできるようにするとか。
費用や管理面でなかなか難しい所もありますけど、方法は色々ありそうだし、今後は日本人だけじゃなく外国人の雇用も増えていく中で需要も高まりそうなんで、今後の進化に期待しましょう。
それではまた!